MRI検査

MRI検査とは

開放型MRI(磁気共鳴コンピュータ断層撮影装置)

MRI検査は、強い磁気を使用して体内の状態を調べる検査です。脳の検査においては最も一般的な検査で、主に脳や脊髄の状態を観察するために用いられます。検査にかかる時間は人によりますが、だいたい10分~30分程度です。

検査でわかること

MRIでは、頭痛の原因として脳の病気があるのかどうかなど、脳の状態を詳しく検査します。一口に頭痛といっても、くも膜下出血や脳腫瘍、脳の血管の病気などが原因となっていることがあります。症状としてはごく軽い頭痛しか表れていなくても、実は頭の中でくも膜下出血が起きているということもありえるのです。こういった状態は検査をするまで発見することができません。

特徴

MRIは強い磁気と電波によって撮影を行うため、放射線を使用しないので被ばくがありません。CTと違って骨や空気による影響がなく、頭蓋骨に囲まれた脳や脊髄などの様子を検査するのに適しています。加齢に伴った脳の変化や微細な脳梗塞、脳動脈瘤や動脈硬化といった脳の血管の状態を詳細に調べることができるのがMRI検査の特徴です。
頭痛の原因を調べる検査として、CTでは不十分なこともあり注意が必要です。

流れや予約方法

MRI検査は、基本的には来院いただいたその日のうちに受けていただくことが可能です。 ただし、午後の遅い時間に来院されたり、あるいはその日の混雑具合によっては、当日中に検査を受けていただくのが難しいこともあります。その場合はご予約していただいて、後日に検査を受けていただくことになります。

費用

初診の場合は、診察とMRI検査を含めると3割負担で5,000円~6,000円です。再診でMRI検査だけの場合、3割負担で4,000~5,000円程度になります。

注意点など

MRIは、検査の前に食事を抜いたりする必要はありません。ただし、強力な磁気を使用しますので、安全のためピアスなどの金属類はすべて外していただきます。身体から外せない金属(ペースメーカー・人工内耳・脳動脈クリップなど)がある場合は撮影できないこともあります。材質が不明な金属につきましては、手術を受けた病院へご確認ください。
検査中は動かずに横になっている必要があるため、小さい子どもさんや腰痛のある方などは検査が難しい場合もあります。事前にご相談ください。

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